今、存在していない層の記憶を浮かべる。 銅鏡などの金属鏡に分類される「魔鏡」の製法に着目し制作。 鋳造された鏡面を研磨し続けることで微細な凹凸が生まれ、反射光に濃淡ができ、紋様が浮かび上がってくる。 その現象を塗装に応用し、制作前に仕組まれた不可視の情報を表面に塗装を重ねることで、干渉色と共に浮かばせる。 作品タイトルは、不可視の層を意味する。 photo by Kenryou Gu PREV NEXT Share Contents